フェラーリを放出されるといううわさが強くささやかれているフェラーリのフェリペ・マッサに対し、同郷の友人であり、昨年までウィリアムズに所属していたルーベンス・バリチェロが、自分の仕事を楽しむことを思い出すよう助言している。
ますます深刻なスランプに陥っているように見えるマッサに関しては、2012年シーズンの途中でフェラーリから放出されると報じるメディアもある。
そんな中、昨年限りでウィリアムズのシートを失い、今年からアメリカのインディカーへ転向したベテランドライバーのバリチェロが、母国ブラジルの『Globo Esporte(グローボ・エスポルチ)』に、マッサの問題は精神的なものだと思うと次のように語っている。
「速さの問題じゃないよ。彼自身の中で、何かを変える必要があるんだ。目を閉じて楽しみ、好きだからレースをやっているんだということを思い出さなくてはね」
「僕が少し負けたときはいつも、自分が好きだからやっているんだということを忘れていたものさ。(マッサにとって)今がそんなときなんだ。そしてF1でのレースや、すべての瞬間は巡り巡ってくる人生のサイクルなんだよ」