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エイドリアン・スーティル「F1に残れなかったのはハミルトンせいじゃない」

2012年03月29日(木)15:12 pm

エイドリアン・スーティルが、F1に残れなかったのはルイス・ハミルトン(マクラーレン)のせいではないと語っている。

F1の下位カテゴリーであるF3参戦時代にチームメートだったハミルトンとスーティルの友人関係は、2人がF1にステップアップした後も続き、この2人が親しいことはF1パドックでもよく知られていた。

しかし、昨年の中国GP決勝後のパーティー会場でスーティルがロータスの幹部エリック・ルクスに暴行したとして起訴され、現場に居合わせていたハミルトンが裁判での証言を拒否したことで2人の友情にひびが入った。

ハミルトンは出廷を拒否したばかりか、スーティルに連絡することなく携帯電話の番号まで変えてしまったのだという。

これに対し、スーティルとスーティルの父親はハミルトンを「哀れ」な「憶病者」だと糾弾(きゅうだん)していた。

『Die Welt(ディー・ヴェルト)』紙に元親友のハミルトンについて意見を聞かれたスーティルは、「そもそも、僕が問題を抱えていた人物は1人だけだったんだ。つまり、(暴行の被害者とされる)ルクス氏だよ」と答え、次のように続けた。

「ルクス氏は和解を求めてくれて、これは彼のためにも言うのだけれど、この件は終わったんだ」

「僕がF1に残れなかったのはルイス・ハミルトンの行動のせいじゃないってことは確かだ。何かに負けたときは、残念な気持ちを受け入れなきゃいけないってこと、それだけさ」

「パドックで友達ができるなんて考えちゃいけないね。僕もパドックで友達をつくろうなんて思わないし。F1以外のところに友達はたくさんいるからさ」

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