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セルジオ・ペレス「優勝だって手に届くところにあった」

2012年03月25日(日)23:12 pm

ザウバーのセルジオ・ペレスは、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで行われたマレーシアGP決勝を9番手からスタートし、レース序盤に雨が強くなるといち早く路面の水量が多いとき向けのウエットタイヤへ交換。これが功を奏し、3番手に浮上した。

その後、中断となったレースが再開すると上位勢が一斉にタイヤ交換を行ったタイミングで2番手に。レース終盤はトップを走るフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)を猛烈な勢いで追い上げ、初優勝を果たすかに思われたが、50周目の14コーナーでコースオフしてしまい、2位のままレースを終えた。ペレスにとっては、初のF1表彰台となった。

セルジオ・ペレス
「今日は僕にとって素晴らしい1日になった。チームはとてもいい仕事をしてくれたし、彼らのことを考えても、とてもうれしいよ。ここで表彰台に上れたのは本当にいい気分だ。でも、優勝だって手に届くところにあったと思う」

「2回フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)をとらえようとしていた。最後のスティント(最後のピットストップからゴールまでの間)ではハードタイヤ(ハード側)を履いていたんだけれど、タイヤの性能低下がすごく大きかったんだ。(そういう状態で運転するのは)簡単なことではなかったし、膨らんで縁石に乗ってしまった。そのままリタイアってことにならなくてよかったよ。その前にフェルナンドは完ぺきなタイミングでピットインしてドライタイヤに交換していたんだ。僕より1周前にね。それで少し差を広げられてしまった」

「今日は正しいタイミングでピットインするのがとても難しかったから、チームに感謝したい。チームは常に的確なタイミングでピットに入るよう僕に伝えてきた。1周目の後で最初のピットストップを行ったけれど、それがとりわけ重要だった。それと、最後にハードタイヤを選択したのもよかったよ。ミディアムコンパウンド(ソフト側)は僕たちにとってうまく機能していなかったからね」

「今日はまだ今年の2レース目だし、これから先素晴らしいシーズンを送ることができると思うよ。今日、僕たちには戦えるだけの力があることは分かっていた。僕たちのクルマはトップチームのクルマと比べてそれほど劣っていないし、いいチームクルーとドライバーはこういうコンディションにおいて違いを見せることができるものだからね」

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