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ダニエル・リチャルド「最終周は不思議だった」

2012年03月19日(月)0:56 am

トロ・ロッソのダニエル・リチャルドは、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われたオストラリアGP決勝を10番手からスタートして9位になった。

ダニエル・リチャルド
「最終周は不思議だったね。青旗(周回遅れになることを示す旗)が見えて、僕の前にはたくさんのクルマがいた。だから少なくとも1つは順位を上げられると確信したんだ。混乱した状態だったからね。僕は一番後ろにつけていたから、僕の前でほかのクルマがコースオフする様子がよく見えたという点では少しラッキーだったと思う」

「そうしていると、ジャン・エリック(ベルニュ/チームメート)に仕掛けるチャンスが訪れた。彼は13コーナーの入り口でブロックしてきたけど、絶対に抜けると思ったね。そして実際、彼を抜き去って9位を獲得することができたんだ。最後の数周は無我夢中で走ったよ」

「スタート直後に起こった混乱には、残念ながら巻き込まれてしまった。どうしてああなってしまったのか分からないし、誰の責任かも分からない。まずまずのスタートを決めてアウト側に移動したんだけど、そこにはほかのマシンがたくさんいた」

「フロントウイングの左側が、ウィリアムズのクルマとかなり激しく接触してしまったんだ。そのせいでノーズ交換のためにピットへ向かわなくてはならなくなったよ。その後もマシンに少し損傷があるままでのレースを余儀なくされたんだ」

「9位でのゴールには満足している。でも損傷を受けた状態でさえマシンの調子は本当に良かったから、もっと上を狙えたと思っているよ。クルマが常に片方へ寄っていってしまう状態になっていたんだ」

「かなり難しいレースだったけれど、決してあきらめることなく攻め続けた。母国グランプリの上に、初めてF1でポイントを獲得したから、本当にうれしいよ。週末を通して、ファンも素晴らしい応援をしてくれたと思う。彼らにも感謝しないとね」

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