ザウバーのセルジオ・ペレスは、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われたオーストラリアGP決勝を22番手からスタートして8位になった。
セルジオ・ペレス
「ギアボックス交換のペナルティーで最後尾からスタートしなければなくなったとき、レーススタート直後から全力で順位を上げていかなければならないと思った。スタートで12も順位を上げてカムイ(小林可夢偉/チームメート)の後ろにつけたけれど、目の前でスピンしたウィリアムズのクルマにぶつかるのをよけたカムイのクルマに接触してしまったんだ。それで僕のクルマのフロントウイングが壊れたのだけれど、レース中に起こったトラブルはそのひとつだけだった」
「僕にとって本当に大変なレースだったよ。そのあと、最終周にマルドナード(パストール・マルドナード/ウィリアムズ)がクラッシュして僕は彼のクルマの破片を避けるためにスピードを落とさなければならなかった。でも、そのとき僕を追い抜いていったロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデスAMG)のクルマと接触してしまって、タイヤがだめになった状態でレースを終えなければいけなかった」
「最終周で順位を失ってしまったのは本当に残念だけれど、6位と8位というのはいいスタートだと思うから、チームのためにも良かったと思うよ」