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ウィリアムズの新スポンサー探しをした元F1チャンピオン

アラン・プロストが、かつて偉大な成績を残した名門F1チームのウィリアムズが再びF1でトップの座に返り咲くのは難しいだろうと認めている。

伝説的なフランス人ドライバーのプロストは彼にとって最後となる4度目のタイトルをウィリアムズで獲得している。チャンピオンを勝ち取った1993年は、ウィリアムズが圧倒的な強さでF1を支配していた。

しかし、そのウィリアムズも2004年以降はただの1勝もあげることができていない。そして2011年はコンストラクター部門（チーム別）のタイトル争いで、片手で数えられるだけのわずか5ポイントしか獲得できず、9位という惨めな結果に終わってしまった。

プロストはロシアのウェブサイト『F1News』に次のように語っている。

「たびたびフランク・ウィリアムズ（ウィリアムズ代表）と話をしたよ。そしてこの冬の間、彼を助けるためにスポンサー探しもやってみた。でもうまくいかなかった。ひとたび財政的な問題を抱えてしまうと、そこから抜け出すのはとても大変なことなんだ」

そのプロストも、かつて自らのチーム「プロスト・グランプリ」を所有しF1に参戦していたが、やはり財政的に行き詰まり、2001年限りで撤退せざるを得なかったという経験をもっている。