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佐藤琢磨がセブリングテストを終了、大きな進歩を達成

2012年02月26日(日)10:17 am

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)は、今週の20日(月と21日(火)にバーバー・モータースポーツ・パークで佐藤琢磨とテストを行なったのに続き、同じ週の23日(木)と24日(金)にはセブリング・インターナショナル・レースウェイで2日間のテストを行なった。気温が華氏87度(およそ摂氏30.6度)まで上昇する暑い1日となった24日、琢磨は1周1.67マイル(約2.7km)のセブリングを130ラップ走行し、2日間の合計では195ラップ(約520km)を走破した。

佐藤琢磨のコメント
「今日もとても有意義な1日となりました。昨日よりもたくさんの距離を走行でき、1日を通じて大きな進歩を遂げることができました。昨日からのテスト・プランを継続するとともに、多くのことを学びました。テストを通じて僕たちが大きな進歩を果たしたと実感しています。今日は少し風が強めでしたが、トラック・コンディションはとても安定していて、これは大きな助けとなりました。チームの働きぶりは素晴らしく、大きな問題もなく4日間のテストを終えることができました。この滑り出しに大変満足しています。テストはいまのところとても順調です」

トム・アンダーソン(モータースポーツ・オペレーションのマネージング・ディレクター)のコメント
「セブリングでのパフォーマンスにはとても満足している。今後できるテストがいかに少ないかを考えると驚かざるを得ない。最初にバーバーで2日間のテストを行なったときに比べると、私たちはまるで別のレーシングチームに生まれ変わってしまったかのような大きな進歩を遂げた」

「この環境で共に働いた経験が自分たちのパフォーマンスを向上させるのに役立ったことは間違いではない。琢磨と、テクニカル・ディレクターのジェイ・オコネルはお互いによく協力して素晴らしい働きぶりを見せている。ふたりは、12月のホンダ・テストで学んだことを遺憾なく活用し、セットアップの方針を示してくれた。これらを通じて昨日はスピードが一定の水準に到達したため、今日はそれ以外の作業にとりかかることができた。今日は初のフルタンク走行を行なうとともに、基本的なレース距離のシミュレーションを行なったが、メカニックたちの貢献によりクルマはまったく問題を起こすことなく予定を消化でき、このことに私たちは大変喜んでいる。3月にここで行なわれるオープニングテストではさらにいい結果が得られるだろう。シーズン開幕ではトップグループでの戦いを演じられると考えている」

IZODインディカー・シリーズはオール・シーズン・テストを3月5日(月)と6日(火)、さらに8日(木)と9日(金)にセブリングで実施し、チームはこのときテストを再開することになる。エントラントは2グループに分けられ、RLLは3月8日(木)と9日(金)にテストを行なう。2012年IZODインディカー・シリーズは3月25日のホンダ・グランプリ・オブ・セントピートで開幕する。

(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのプレスリリースより)

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