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フェラーリ、ロバート・クビサの復帰を支援か。テストためF1マシンを準備？

フェラーリが、ロバート・クビサのためにF1マシンを準備し、クビサのF1復帰を支援するとのうわさがある。『omnicorse.it』の報道として『Planet F1.com』が伝えた。

クビサは、2011年のF1開幕前に趣味として参加したラリーでクラッシュし、右腕の切断が検討されるほどの重傷を負った。その後、超人的な回復を見せ、先日には凍った路面に足を滑らせて再び負傷したものの、オートマの市販車を運転できるまでに回復している。

また、クビサのF1復帰に向けたトレーニングを支援するため、フェラーリがF1マシンを用意するようだ。もしすべてが順調に進めば、6月にもフェラーリの2010年型車F10をクビサが走らせることになるという。クビサとフェラーリは、2013年の契約に関する基本合意書に署名したとの報道もある。

現在のF1では、コスト削減を目的として合同テスト以外でサーキットを実走するテストを行うことが実質禁止となっている。しかし、2年前のマシンに2014年から導入予定の1.6リッターV6ターボエンジンを搭載することで、このテスト禁止ルールを回避でき、クビサは思う存分F1マシンで周回を重ねることが可能になるようだ。