1月15日(日)付でブリヂストンを退社した浜島裕英氏が、新天地フェラーリで新入社員のような緊張感を抱いたと語っている。
ブリヂストンで長年モータースポーツタイヤの開発を担当していた浜島氏は、フェラーリからのオファーを受けて今年から同チームへ加入することが決定。15日付でブリヂストンを退社し、フェラーリの本拠地マラネロのあるイタリアへ向かっていた。
ブリヂストンがF1へタイヤを供給していた時代には、F1関係者からの信頼も厚く、「ハミー」の愛称で呼ばれることも多かった浜島氏。フェラーリでは、タイヤ関連の責任者を務める予定だが、すでにマラネロの新しいオフィスに到着したようだ。
日本時間の27日(金)未明、イタリア時間では26日(木)の夕方に、浜島氏はツイッターへ次のように投稿した。
「二十四日の朝は予想通り、至る所で事故がありましたね。無事に成田発のルフトハンザ便でフランクフルトを経由してボローニャへ。そしてマラネロビレッジへと向かいました」
「昨日から早速オフィスへ。いい歳(とし)して、新入社員の時のことを思い出しますね、この緊張感」
浜島氏が出席するのか現段階では不明だが、フェラーリは2月3日(金)に2012年型車の発表会を行う予定。その後2月7日(火)からは、スペインのヘレス・サーキットでシーズン前テストが始まる。