マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がF1日本GPでF1ワールドチャンピオンを獲得する可能性が高まっている。
今シーズンはF1日本GPを含めて残り5戦、他にチャンピオン獲得の可能性を残しているのは、現在ランキング2位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)と、同3位のセルジオ・ペレス(レッドブル)だ。
しかしその差は圧倒的で、F1日本GPを前にフェルスタッペンはルクレールに対して104ポイント、ペレスに対して106ポイントもの大量リードを築いており、チャンピオン獲得は時間の問題だ。
ここではフェルスタッペンのチャンピオン獲得条件を確認しよう。
■F1日本GP、フェルスタッペンの自力チャンピオン確定条件
2度目のF1ワールドチャンピオンに王手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が自力でチャンピオンを確定させるには、「F1日本GPで26ポイント獲得」することが条件だ。
つまり、「優勝25ポイント+ファステストラップ(FL)1ポイント=計26ポイント」を獲得すれば、ルクレールとペレスの順位に関わらず、フェルスタッペンは日本のファンの前で2度目のF1ワールドチャンピオンを祝うことになる。
フェルスタッペン自力優勝条件
優勝+FL=チャンピオン獲得
■残り5戦、最大138ポイント
F1日本GP、アメリカGP、メキシコGP、ブラジルGP、アブダビGPの残り5戦で獲得できる最大ポイントは138ポイントだ。
138ポイントの内訳は以下となる。
F1日本GP | 26=25+1 |
---|---|
F1アメリカGP | 26=25+1 |
F1メキシコGP | 26=25+1 |
F1ブラジルGP | 34=25+1+8 |
F1アブダビGP | 26=25+1 |
F1日本GPを終えた時点で、最大獲得ポイントは112ポイント(138ー26=112)だ。
つまりフェルスタッペンは、もしF1日本GPで「優勝+ファステストラップ」を獲れなかった場合でも、ルクレールまたはペレスに112ポイント差をつけていればチャンピオンが確定する。もしその差がちょうど112ポイントだった場合でも、今季11勝を挙げているフェルスタッペンが優勝回数の差でチャンピオンを獲得する。
■112ポイント差の条件
F1日本GPで王座を決めるためのフェルスタッペンの最低条件は6位以上ということを覚えておこう。以下の表はフェルスタッペンの王座確定条件となる。
VER | LEC | PER |
---|---|---|
1位+FL | 自力優勝 | 自力優勝 |
1位 | 3位 | ー |
2位+FL | 5位 | 4位 |
2位 | 5位* | 4位* |
3位+FL | 6位 | 5位 |
3位 | 7位 | 6位 |
4位+FL | 8位 | 7位 |
4位 | 8位* | 7位* |
5位+FL | 9位 | 8位 |
5位 | 9位* | 8位* |
6位+FL | 10位 | 9位 |
6位 | 11位 | 9位* |