トロロッソのマックス・フェルスタッペンは、F1開幕戦オーストラリアGPでの無線についてチームに謝罪したことを明らかにした。
18歳のフェルスタッペンは、オーストラリアGPでピットストップのタイミングについてチームとの意思疎通に失敗し、チームメートのカルロス・サインツに前をふさがれたことも重なって、無線で怒りをあらわにしていた。
フェルスタッペンはオランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙に次のように話している。
「無線でのコメントについてチームに謝罪した」
「次はもっと冷静にコミュニケーションを取らなきゃいけない」
「あまりいい反応の仕方じゃなかったけれど、感情的になっていたんだ。とは言え、僕のメンタリティーから来るものでもある」
「僕は常に勝ちたいんだ」
■「理想的じゃない」とサインツ
チームメートのサインツは、フェルスタッペンと話し合う機会をもったかと聞かれて、こう答えたとスペインのメディアが伝えている。
「マックスとのことに関して、僕が何か間違ったことをした?」
「それより彼の問題だし、彼や彼の戦略やピットストップに何があったのか、チームが分析すべきことだ」
オーストラリアGPでは、サインツを追い抜こうとしたフェルスタッペンと軽く接触する場面もあった。
「彼がぶつけた」とサインツ。
「でも幸い何事もなかった。“僕のほうがはるかに速い、前に出せ”と誰かが言うのはもちろん理想的じゃない。真実じゃないからね」
「とは言え、自分たちに求められていることや、今後のレースで何をすべきかは、僕たち2人とも分かっているよ」