ほめるという行為は、子ども達をやる気にさせる場合もあれば、やる気をなくさせる事もあります。
これは、どのようにほめるかによります。
ほめる事が自信とモチベーションに繋がるのには、いつ、どのようにほめられるのか?がポイントです。
子どものウェルビーイング教育(より幸せに生きる為の教育)において国際的に認知されている研究機関であるKidsMatter(豪)が、自信ややる気を上げる"上手なほめ方"と逆に自信ややる気を下げる"残念なほめ方”の例を挙げています。
残念なほめ方 | 上手なほめ方 |
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子どもを評価する 「上手に英語を話せるね」 |
そのままを認める 「英語を話す事が楽しそうね。」 |
一般的 「上手に絵が描けたね」 |
詳細 「色々な色を使って絵をかいたね」 |
ほかの子と比較 「リサを見て!色々な色を使って素敵ね」 |
子ども自身の過去と比較 「先週に比べてたくさんの文字が読めるようになったね」 |
やり遂げた事がどれだけ簡単であったかと伝える 「リリーはいつもあの場所に隠れるから、見つけられたのね」 |
子どもが努力して出来た事を伝える どこにリリーが隠れているかじっくり考えたのね。そしてリリーがそこに隠れるのが好きだって思い出して、見つけたのね。良い考えだね! |
結果をほめる 「ボールがとれたね!すごいね!」 |
行動と楽しい感情を関連づける 「今日は3回ボールをとろうとしていたね。取れた時はとっても嬉しそうだったね」 |
また、ほめる際に、頭を撫でたり、抱きしめたりするスキンシップを織り交ぜると、より効果的です。
上手なほめ方=効果的なほめ方は、子ども達をやる気にさせます。
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