フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、フォルクスワーゲン国内正規輸入60周年を記念した限定モデル「ザ・ビートル・フェンダー・エディション」を5月23日(木)に発売する。限定600台の販売となり、価格は315万円。
【写真】フォルクスワーゲン「ザ・ビートル・フェンダー・エディション」(全18枚)
「ザ・ビートル・フェンダー・エディション」は、2011年に開催された第42回東京モーターショーに参考出品されて話題となった「ザ・ビートル・フェンダー」の市販バージョン。1946年に米国で設立されたフェンダー社は、世界トップクラスのギターやアンプメーカーとして知られており、世界中で多くのミュージシャンたちがフェンダー製品の愛用者となっている。本モデルは、そのフェンダー社が、初めて自動車メーカーと共同で開発した「フェンダー・サウンド・システム(総出力400W、10チャンネル、9スピーカー)」を搭載するとともに、内外装に特別装備が施されたもの。
「フェンダー・サウンド・システム」は、専用にチューニングされたヘッドユニット(6連奏CDチェンジャー、iPod接続装置付)に加え、4つのツイーター(フロント60mm、リヤ50mm、ネオジムマグネット内蔵)と4つのミッドレンジスピーカー(低歪デュアルボイスコイル技術採用フロント20cm、リヤ16cm)、さらにラゲッジスペースには専用のエンクロージャー内に低歪デュアルボイスコイル技術採用の20cm径サブウーファーが設置され、お気に入りの音楽をライブ会場で聴くような臨場感あふれる音で楽しむことができる。
本モデルには、特別装備として、エクステリアには専用デザインの18インチアルミホイールやLEDポジションランプ付バイキセノンヘッドライト、電動パノラマスライディングルーフなどを装備。フロントフェンダーには「Fender」の専用エンブレム が装着される。
インテリアには、フェンダー社の伝統的なエレキギターを象徴する2トーンのウッドデザイン「サンバースト」をあしらったインストゥルメントパネルや、「Fender」ロゴ入りフロントツイーター、ファブリック&レザレットシートなどを採用。さらに、ドアトリム下やフロントミッドレンジスピーカー周りのリングの色をレッド、ブルー、ホワイトに変更できる「インテリアアンビエントライト」も採用されており、オーナーの好みに合わせたアレンジが可能となっている。
<「ザ・ビートル・フェンダー・エディション」の概要>
ハンドル位置:右
ドア数:2
エンジン:1.2L直列4気筒SOHCインタークーラー付ターボ(2バルブ)
最高出力:77kW(105PS)/5,000rpm
最大トルク:175Nm(17.8kgm)/1,500-4,100rpm
トランスミッション:7速DSG
駆動方式:FF
全長×全幅×全高(mm):4,270×1,815×1,495
燃料消費率(JC08モード):17.6km/リッター(平成27年度燃費基準達成/平成17年排出ガス基準75%低減レベル取得/エコカー減税自動車取得税、自動車重量税50%減税)
【特別装備】
フェンダー・サウンド・システム
専用インストゥルメントパネル
レザー3本スポークマルチファンクションステアリングホイール(オーディオコントロール付、ブラウンステッチ、パドルシフト)
ファブリック&レザレットシート(ブラウンステッチ)
インテリアアンビエントライト(カラー調整機能付)
電動パノラマスライディングルーフ(チルト機能、UVカット機能付)
バイキセノンヘッドライト
ドアミラー(クローム)
専用エンブレム(フロントフェンダー)
235/45R18タイヤ+専用デザインアルミホイール
【主な標準装備品】
ESP(エレクトロニックスタビリゼーションプログラム)
DSR(ドライバーステアリングリコメンデーション)
ABS(アンチロックブレーキングシステム)、頭部保護機能付きサイドエアバッグ(運転席/助手席)
クルーズコントロール
RCD510(6連奏 CDチェンジャー内蔵、MP3/WMA再生)
限定台数:600台
価格:315万円