スバルブランドを展開する富士重工業と、マレーシアのタンチョン・モーター・アセンブリーズ社(以下TCMA)は12月19日(水)、マレーシアのタンチョングループの工場で、「XV」のKD生産方式(部品供給を受け組み立てを行う方式)による現地生産を開始した。
今後TCMAは「XV」を年間5,300台の規模で生産し、完成車両はタンチョングループの販売網を通じてマレーシア国内をはじめ、タイ、インドネシアで販売されることになる。
TCMAは設立当初の1974年から日本車および欧州車のKD生産を行っており、1986年からはスバル車のKD生産も手がけていた。2012年9月20日にはインドネシア国際モーターショーにおいて同工場生産による「XV」の試作車が初公開されている。
スバルは、今回の「XV」KD生産を契機に成長著しいアセアン地域においても拡販を目指したいとしている。