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【ホンダF1撤退】F1参戦と撤退を決断した八郷社長「トスト代表に感謝。50戦目にアルファタウリと優勝できて嬉しかった」

2020年10月02日(金)19:25 pm

ホンダは10月2日(金)17時から緊急記者会見を行い、F1参戦を2021年シーズンをもって終了すると発表した。

オンライン記者会見には八郷隆弘社長が登壇し、F1参戦を終了することを直接伝えた。2015年にホンダがF1参戦を決めたのも、撤退を決めたのも八郷社長になるが、個人的にどのように思っているのか、という質問に対して次のように答えた。

Q:八郷社長はF1活動を支持してきました。こういう決断をしなければならなかったことに対して個人的にどのように思われているのでしょうか?

八郷社長:今回のF1参戦については、2015年、私が社長に就任したと同時に参戦しました。当時非常に苦しい時期もあり、私としては悩んだ時期もありました。(マクラーレンと組んで結果が出せずF1撤退の窮地に陥った。)その時にトロロッソ、今のアルファタウリと新たなスタートを切れたというのが非常に良かったと思っています。特にチーム代表の(フランツ・)トストさんには今でも感謝をしております。そして、トストさんと一緒に戦ってきて50戦目にアルファタウリとして優勝できたということが非常に嬉しく思っております。

その中で、我々としても事業の方向性でいきますと、2050年のカーボンフリーに向けた対応というのも重要なチャレンジになりますので、私としてはそちらに特に技術者と技術のリソースを傾けるべきだということで、社内では参戦を継続すべきだという意見はいっぱいございましたけれども、社長として私が判断をしました。

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