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【ホンダF1】角田裕毅の2021年F1デビューに向けてレッドブルと交渉

2020年10月01日(木)18:10 pm

ホンダが現在F2選手権に参戦している日本人ドライバーの角田裕毅を2021年にF1デビューさせる可能性についてレッドブルとの話し合いを進めているようだ。

ホンダの支援を受け、レッドブルの育成ドライバーともなっている20歳の角田だが、今季初挑戦を行っているF2で現在ランキング3番手につける活躍を見せている。

世界のメディアも、2021年には角田がダニール・クビアトの後任としてレッドブルのジュニアチームであるアルファタウリからF1デビューするチャンスが大きいと報じ始めている。

フランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』は、クビアトが角田にとって代わられるのは間違いないだろうと次のように報じている。

「彼(クビアト)は完全にピエール・ガスリー(アルファタウリ)の陰に隠れてしまっている。100戦以上のF1経験があるものの、角田裕毅を差し置いて彼が選ばれることはないだろう」

イタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』も次のように書いている。

「クビアトは2021年には角田裕毅の犠牲となるだろう」

こうした中、ホンダの山本雅史F1担当マネジングディレクターはレッドブルのドライバープログラム責任者であるヘルムート・マルコと角田の登用に向けた話し合いを行っていることを認め、次のように語った。

「ロシアでのレースの後で私はマルコと話をしました。彼も(F2の)2レース目が赤旗によって終了してしまったことは残念だったと言っていました。その結果、彼(角田)は現時点では選手権の3番手となっています」

山本MDは、角田のF1デビューについて近いうちに発表できるような段階にはないと語ったものの、次のように続けている。

「しかし、すでに10月ですし、私はその可能性についてマルコとずっと話をしているところです」

「マルコも角田の大ファンではありますが、今のところまだ結論には至っていません」

もしも角田が2021年にアルファタウリのフルタイムドライバーとしてF1デビューを飾ることになれば、2014年までF1参戦していた小林可夢偉以来7年ぶりにF1に日本人ドライバーが誕生することになる。

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