F1第14戦イタリアGP(モンツァ)予選を終え、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が次のように振り返った。
●【予選結果】2019年F1第14戦イタリアGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
「まだマシンをどうやったら速くできるか学んでいるところだけど、それでもQ3の1回目のアタックではいい手応えを感じていたよ。
Q3では4~5番手を狙っていたけど、赤旗によりアタックを中断しなければならなかった。だから2回目のアタックで確実にいいタイムを記録することが最優先だったけど、一方で1度目のアタックでタイムを記録できた他のマシンは、インラップをスロー走行する余裕がある状況だった。
どのマシンもスリップストリームを得たいと考え、先頭を走行したくなかったから、トラックに出るのがすごく遅かったんだ。それなりのドラッグがある状態なのでスリップストリームを得て走れば、0.2~0.3秒タイムを縮めることができるんだ。
時間内に最後のアタックをするために前のマシンをオーバーテイクしたけど、みんなストレート上をタイヤを暖めながら走行していたから、すごく低速で走る形になった。
ターン4でこれは間に合わないと気付いたけど、他のマシンも同様で、ラップの終わり近くではほぼ全力でプッシュしている状況だったよ。
2回目のトライでもっとリスクをとらずに走るべきだったけど、一方で、トップ5のポジションを狙って走っている状況でもあったんだ。
いいグリッドを得られていれば明日のレースが楽になったはずだからフラストレーションがたまる結果だったけど、昨日のロングランはペースはよかったし、明日は十分に戦えると思っているよ」
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