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【ホンダF1】1992年以来のW表彰台という偉業を達成!トロロッソは2008年以来/F1ドイツGPレースレポート

2019年07月29日(月)8:37 am

F1ドイツGP(ホッケンハイムリンク)の決勝レースを終えて、ホンダF1が次のように振り返った。

●【正式:決勝レース結果】2019年F1第11戦ドイツGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

■ホンダF1:決勝レースレポート
決勝レース:1位、3位、6位、14位

F1ドイツGPの決勝は、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペンが優勝、レッドブル・トロロッソ・ホンダのクビアトが3位表彰台を果たし、表彰台を2台のHonda PU搭載のマシンが飾るというすばらしい結果の歴史的な一戦となりました。

雨で迎えた日曜の決勝レースはコンディション確認のため3周のフォーメーションラップから始まりましたが、その後周回数を減らし、レースはスタンディングスタートが切られることとなりました。

レッドブルのフェルスタッペンとガスリーはスタートで出遅れ、ポジションを落としてしましましたが、フェルスタッペンはすぐに3番手までポジションアップ。ガスリーは早めのピットストップでさらにポジションを落としてしまいましたが、懸命に追い上げを開始しました。

アルボンは16番手からスタートだったにも関わらず8番手までポジションアップし、初めてとなったウエットコンディションのF1でも力強さを見せました。

コンディションが変わり、ピットストップが必要な状況になると、25周目のセーフティカーのタイミングでフェルスタッペンはミディアムタイヤに履き替えます。しかしその後再度雨が降り始めると、チームは早めにインターミディエイトタイヤに再度変更する判断を下します。タイミングのいいピットストップのおかげで、フェルスタッペンはトップに立つことになりました。

その後もフェルスタッペンはピットインを繰り返し、全部で5回のピットストップを実施。チームは確実にピット作業を行い、フェルスタッペンも多くのドライバーたちがミスをおかす中で、冷静さを保ちレースに集中し、ここ3大会で2度目の優勝へとチームを導きました。

3度目のセーフティカー中、残り20周となった時、レッドブル・トロロッソ・ホンダが思いきった作戦に出ます。クビアトが他チームに先駆けてスリックタイヤに変更。結果的に他のチームよりも1周早いタイミングでの判断をしたおかげで3番手に浮上し、その後ストロールをオーバーテイクして、2番手にまでポジションアップを果たしました。

レースを通して両チームの作戦と判断はすばらしく、レース終盤ではHonda PU搭載の4台すべてのマシンがトップ7以内を走行していました。しかしレース残り5周で再開した最後のセーフティカーの後、アルボンとガスリーが6番手争いで接触し、マシンにダメージを負ったガスリーは惜しくもリタイアとなりました。

また、セーフティカーにより各マシンの差が縮まり接近戦となったため、クビアトはベッテル(フェラーリ)にオーバーテイクされますが、3位表彰台を獲得。トロロッソとしては2008年以来の表彰台、そしてHondaとしては1992年以来のダブル表彰台という偉業を達成することとなりました。

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