レッドブルが所有するF1チームRBは、ダニエル・リカルド(35歳)が今週末のシンガポールGPに出場しないのではないかという憶測に即座に反応した。
今週、複数のメディアがリザーブドライバーのリアム・ローソンの契約に、今シーズン中にいくつかのレースに出場することが保証されているという条項があると報じた。しかし、RBはシンガポールGPに向けたプレスリリースでリカルドの即時降板の噂を否定し、リカルドは「このコースに戻ってポイントを取りに行くのが楽しみだ」とコメントした。
とはいえ、レッドブルがローソンの契約にある2025年までのオプションを行使したとされ、今シーズン中に少なくとも5レースに出場することが保証されていると信じられている。ベテランF1ジャーナリストのロジャー・ブノワ記者は、シンガポールがリカルドにとってRBカラーでの最後のレースになる可能性があると『Blick』紙で指摘している。
「ダニエル・リカルドのキャリアは、257レースと8勝を経て、ここシンガポールで終わるかもしれない。レーシングブルズ(RB)はニュージーランド出身の22歳、リアム・ローソンの契約オプションを行使し、遅くとも2025年までには彼を起用するだろう」
また、「リカルドがさらに早くチームを去る可能性」も示唆している。