マルコ博士「和解せよ、状況は厳しい」“幼稚”なホーナーとは「完全に終わり」と憤るヨス、フェルスタッペンのメルセデスF1移籍に影響？
マックス・フェルスタッペンの父親ヨスとチーム代表との間で再び緊張が高まっている。
●【2024F1第11戦オーストリアGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数／タイムスケジュール・全セッションの結果
ヨス・フェルスタッペン（52歳）は、レッドブルのホームレースであるオーストリアGPを前に、チーム代表のクリスチャン・ホーナーがレッドブル・リンクでの「レジェンドパレード」でのデモ走行の放映を制限されたと主張し非難している。
ヨスは、ホーナーと数ヶ月間にわたる緊張、チームリーダーシップ争い、マックスのメルセデス移籍の噂が背景にあると語った。
「彼とは完全に終わったよ」とヨスはオランダのメディアに対して話し、「録画も予定されていたし、ドローンでの撮影もあったが、ホーナーはレッドブルのキットとカラーで撮影されるのを嫌がった。彼が私を運転させないようにあらゆる手を尽くしたって何人からか聞いたよ。どこまで幼稚なんだ？まるで子供の遊び場にいるような感じだ。『面と向かって言え』と思ったが、それが彼の本質だと思う。結局、ドライブは許されただろうが、私は拒否した」
実際、ヨスは、ゲルハルト・ベルガー、デビッド・クルサード、エマーソン・フィッティパルディ、ジョニー・ハーバートが参加するこのイベントから完全に離脱することを決断した。
ホーナーはヨス・フェルスタッペンの参加を妨害したことを否定している。「レジェンドパレードはサーキットが主催しているものだ。私からの拒否権はなかったし、何もそういうことはなかった。レジェンドたちが後でアクションに入るだろうからね」
一部では、フェルスタッペン陣営とホーナーの緊張が、最終的にマックスが来年メルセデスへの移籍を受け入れることにつながるのではないかという声もある。
しかしホーナーは、こう語った。
「マックスとの関係は常に非常に良好で強い。そして彼は我々のドライバーだ。彼は、明らかに、強い関係を持つことが重要なドライバーだ」
「私はこれまでドライバーの父親と問題を抱えたことはない。ヨスの問題については特にコメントすることはない」
レッドブルのF1アドバイザーであるヘルムート・マルコ博士も、2024年にホーナーと対立することがあったが、チームのために両者が和解することを促し、『Sky Deutschland』にこう語った。
「我々にはすでに十分な問題があり、それを解決しているところだ」
「マクラーレンは今や強力なライバルであり、我々が快適なリードを保っているのは主にライバルたちが互いにポイントを奪い合っているからだ。しかし状況は変わりつつあり、今やライバルは1チームしかいないようだし、もっと難しくなっている」
「これはクリスチャンとヨスの個人的な問題だと思うが、最も重要なのはマックスがメインレースを戦っていることだ」
