F1第11戦オーストリアGP(レッドブル・リンク)の2日目、スプリント決勝と予選が行われ、ビザ・キャッシュアップRBのクラウディオ・バレストリ(車両性能チーフエンジニア)は次のように振り返った。
●【2024F1第11戦オーストリアGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数/タイムスケジュール・全セッションの結果
■クラウディオ・バレストリ(RB F1、車両性能チーフエンジニア)
スプリント:13位
予選:14番手
「スプリントでは、2台のクルマとも中古ミディアムでスタートすることにしましたが、いいペースを見せることができ、2人のドライバーとも順位を上げることができました。
ユウキ(角田裕毅)は13番手、ダニエル(リカルド)は15番手でフィニッシュし、他のライバルたちとのペースの差は非常に小さいようです。
スプリントでは、トラフィックの違いによるクルマの挙動を理解するために、いつものように多くのデータを得ることができ、この貴重なデータをもとに、2台のマシンのセットアップを変更して予選に臨むことにしました。主な目標は、低速パフォーマンスに影響を与えることなく、高速でのバランスを改善することでした。
予選ではユウキが14番手、ダニエルが11番手と、Q3進出まであと少しでした。これは私たちが行った変更が正しい方向であったことの証明です。今はレースの準備に集中しています。明日は簡単なレースにはなりませんが、少しでも多くのポイントを獲得できるよう頑張ります」