F1第11戦オーストリアGP(レッドブル・リンク)の初日、スプリント予選が行われた。天候は晴れ、気温28℃、路面温度41℃、湿度42%だ。
●【2024F1第11戦オーストリアGP】スプリント予選のタイム差、周回数/タイムスケジュール・全セッションの結果
今週末はスプリント週末のため、セットアップする時間が短く、事前シミュレーションと実際のデータの整合性がより重要になっている。
スプリント予選でポールポジションを獲得したのは、レッドブルのホームGPに臨むマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。
2番手はランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)のマクラーレン勢がつけた。
SQを通して全マシンとも1周アタックに賭けており、このSQ3でもギリギリまでコースインを遅らせ、トラックエボリューションを狙うという、一瞬のミスも許されない戦いになった。
シャルル・ルクレール(フェラーリ)はピットレーンで「エンジンのスイッチがオフになった。アンチストールではない」と報告しており、コースイン直前にストップ。なんとか再始動に成功したが、アタックに入る直前でチェッカーフラッグが振られてしまいノータイムの10番手に終わった。ルクレールにとっては大惨事だった。
HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
1番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
7番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)