2024年には多くのドライバーが現在のチームとの契約満期を迎えることになり、2025年に向けてドライバー市場に大きな動きが出てくることが予想されている。
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そして、トヨタなどで活躍したドイツ出身の元F1ドライバーであるティモ・グロックは、現在シャルル・ルクレールが座っているフェラーリのシートが空く可能性も十分にあると考えている。
グロックは、現在フェラーリとの間に2024年までの契約を結んでいる26歳のルクレールが、2025年以降に向けてどういう決断をするのかがポイントになるだろうと示唆している。
「彼は間違いなく、フェラーリでF1チャンピオンの座を争うチャンスを本当に得ることができるだろうかと自問自答することになるだろうね」
「パッケージがまったくよくないのか、チーム内のミスがあまりにも多すぎるかのどちらかだ」
かつてトヨタやヴァージンなどで95戦を戦った経験を持つグロックは、現在のルクレールについてそう語ると次のように付け加えた。
「来年はシャルルの将来にとって非常に重要な年になるだろうね」。