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F1の変化を歓迎するハースのチーム代表「いつも同じでは飽きられてしまう」

2023年06月02日(金)18:01 pm

アメリカンF1チームであるハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーが、近年何かと話題に上ることが多いF1の“アメリカ化”は大歓迎だと主張した。

■エンターテインメント化に批判の声もあるF1

F1オーナーであるアメリカのリバティ・メディアは、近年精力的にF1の拡大戦略を展開しており、今年はアメリカ国内だけで3レースを開催することになっている。

現在は『Netflix』のF1ドキュメントシリーズも好調であり、アメリカではF1人気が沸騰中だと言われている。

こうした中、F1がどんどんアメリカ化し、純粋なレースから、よりエンターテインメントイベント的な性格が強くなっていくことに対する批判の声があるのも事実だ。

■現代のF1には多様性も必要だとシュタイナー

しかし、アメリカンF1チームを率いる立場にあるシュタイナーは、自分は今F1が進めているやり方には賛成だとスペインの『Diario Sport(ディアリオ・スポルト)』紙に次のように語っている。

「私は、みんながそれを好きになる必要があるとは思っていないよ。だが、今は2023年だし、いろんなことを求める人々もいるんだ」

「長年のファンには必要のないものだろう。彼らはレースを見たいだけだからね。だが、若い人たちはもっといろいろなものを見たがっていると思う。アメリカでは、スーパーボウル(NFL優勝決定戦)の半分がショーなんだ。それがものすごいビッグイベントになっているのはそのためだよ」

そう語ったイタリア出身のシュタイナーは、次のように付け加えた。

「1年に24レースもある。だから、いつも同じことをやっていたら人々は飽きてしまうよ。今では、市街地サーキットがあり、ナイトレースがあり、スプリントが開催される週末もある。いつも、何かが違うし、だからエキサイティングなんだ」。

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