ミック・シューマッハが、メルセデス2023年型F1マシンを使ってバルセロナ・カタルーニャ・サーキットでテスト走行を行うことになった。
2年間を過ごしたハースのシートを昨シーズン限りで失った24歳のシューマッハは、今年はメルセデスのリザーブドライバーを務めながらF1グリッドに復帰するチャンスを探している。
そうした中、このほどF1公式タイヤサプライヤーであるピレリが、今週末にF1スペインGP(6月4日決勝)が行われるバルセロナにおいて来週の火曜日(6日)と水曜日(7日)の2日間の日程で行われる2024年用タイヤテストをフェラーリとメルセデスが担当することをアナウンスした。
そして、シューマッハの母国であるドイツの『Bild(ビルト)』が報じたところによれば、メルセデスはそのテストで6日(火)にジョージ・ラッセルを、そして7日(水)にシューマッハを走らせることにしているという。
「具体的に何キロメートルを彼が走行することになるのかはまだ明らかになっておらず、それはテストの詳細次第だ」
そう伝えた『Bild(ビルト)』は、次のように付け加えている。
「だが、おそらく、500キロメートル前後となるだろう」