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「ホンダがF1に復帰すると知っていたら絶対に独自エンジン施設は作らなかった」と嘆くレッドブルF1代表・・・しかし「多くの点でホンダに感謝」

2023年05月27日(土)21:21 pm

レッドブルF1は、2026年にホンダがフルワークスの体制を整えることを知っていれば、独自のエンジン部門(レッドブル・パワートレインズ=RBPT)を立ち上げることはなかったという。

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■フェルスタッペンもホーナーも本音はホンダと組みたかった

今シーズン、ホンダのパワーユニットを搭載し、ドライバーズ選手権で3連覇を狙う世界王者のマックス・フェルスタッペンはモナコで、ホンダが2026年にレッドブルからアストンマーティンに乗り換えるのは「残念」だと述べていた。

チームのボスであるクリスチャン・ホーナーは、フェルスタッペンの失望について尋ねられると「我々は昨年の秋から冬にかけて(ホンダと)話し合いをしたんだ」と語った。

最終的に、レッドブルは2026年に向けてレッドブル・パワートレインズの新会社をフォードと組むことにし、ホンダはアストンマーティンとの話に移していった。

■ホンダがF1に復帰するなら絶対に独自エンジン施設は作らなかった

しかしホーナーは、ホンダとの分裂は、ホンダが2021年末にF1から撤退するという決定を下したからこそ起きたことであり、その決定は今や完全に覆されたのだと述べた。

「確かに高価な決断だった」とホーナーは言う。

「ホンダの撤退がなければ、我々はあのようなジャンプをすることはなかっただろうし、我々自身のエンジン施設を作るための後押しと、それによって生まれた雇用について、多くの点でホンダに感謝する必要がある」

「今日のホンダの決断がどうするのかを知っていたら、同じ決断をしただろうか?絶対にそうではないよ」

「しかし、我々はそれを決断し、コミットメントし、関われば関わるほど、長期的にはグループにとってより多くの利益をもたらすと考えているよ」。

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