NEXT...F1開催スケジュール

【レッドブルF1】「ニューウェイは我々と一緒に引退する」チーム首脳ヘルムート・マルコが“天才F1デザイナー”との契約更新を認める

2023年05月03日(水)19:10 pm

レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が、レッドブルの最高技術責任者であるエイドリアン・ニューウェイがレッドブルとの契約を更新したという報道が事実であることを認めた。

●【2023F1第5戦マイアミGP】タイムスケジュール

■ニューウェイは我々と一緒に引退するとマルコ

イギリスのいくつかのメディアが2日(火)に、F1において最も成功を収めたマシン設計者として知られるイギリス出身エンジニアのニューウェイがレッドブルと新たな契約を結び、2023年以降も残留することが決まったと報じた。

そして、マルコがこのほどドイツのテレビ局『Sport1(シュポルト1)』に対して次のように語り、この報道が事実であることを認めている。

「エイドリアン・ニューウェイとの契約延長は、我々が継続性を足場として続けており、非常に心地よい職場環境があることを示すものだよ」

「エイドリアンは終身契約ではないものの、17年間私たちと一緒にやってきた。彼は常に競争相手から魅力的なオファーを受けてきたし、これからも受け続けるだろう」

「だが、私は彼が我々と一緒に引退することを望んでいるし、そうなるだろうと思っているよ」

■今年も圧倒的な強さを誇るニューウェイ関与のレッドブルF1マシン

ニューウェイの現在の正式な肩書きは“チーフテクニカルオフィサー”となっており、F1が2014年に現在のハイブリッド方式エンジンを導入した頃にはニューウェイがF1の第一線から離れていたこともある。

しかし、レッドブルはニューウェイが2019年から「フルタイムのレース活動に復帰した」ことを明らかにし、その後マックス・フェルスタッペンが2021年と2022年にドライバーズタイトルを獲得しており、2022年にはコンストラクターズも手中に収めている。

そして迎えた2023年も、厳しい予算制限ルール(バジェットキャップ)がある中、ニューウェイが統括し、ピエール・ヴァシェがテクニカルディレクターとして率いる技術チームが造り上げたレッドブル2023年型F1マシン『RB19』は、ここまでライバルたちを大きくリードしている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック