F1アゼルバイジャンGP(バクー市街地)の決勝レースが行われ、市街地コースが得意なセルジオ・ペレス(レッドブル)が、昨日のスプリントに続き2日連続で優勝した。決勝レースでは第2戦サウジアラビアGP以来今シーズン2勝目、勝利したレースはすべて市街地で、まさに「キング・オブ・ストリート(ストリートの王者)」だ。
●【2023F1第4戦アゼルバイジャンGP】決勝レースの結果、タイム差、周回数、ピット回数
2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。
レッドブルと同じホンダRBPTのパワーユニットを搭載するアルファタウリは、角田裕毅は10位で1ポイント獲得、新人ニック・デ・フリース(アルファタウリ)は壁にヒットしてリタイアに終わった。
■ドライバー選手権
ドライバー選手権は、2年連続チャンピオンのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が93ポイントでリード。
ランキング2位は、この土日で2連勝したセルジオ・ペレス(レッドブル)は6ポイント差まで迫っており、チャンピオン争いをエキサイティングなものにしてくれそうだ。
ランキング3位は60ポイントの2冠フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)で、ペレスから27ポイント差だ。
ランキング4位は48ポイントを獲得している7冠ルイス・ハミルトン(メルセデス)。アロンソとは12ポイント差につけており、確実にポイントを積み上げているのはさすが7冠王者だ。
■コンストラクター選手権
コンストラクター選手権は、レッドブル・レーシング・ホンダRBPTが180ポイントで圧倒的に選手権をリード。
ランキング2位はアストンマーティン・アラムコ・メルセデスの87ポイントで、レッドブルとの差は93ポイントと2倍以上の開きがある。
アストンマーティンと11ポイント差のランキング3位はメルセデス、そこから14ポイント差の同4位はフェラーリだ。
アルファタウリ・ホンダRBPTは、角田裕毅が稼いだ2ポイントのみでランキング9位だ。10位のウィリアムズ・メルセデスは1ポイント差で迫っている。