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アルファタウリF1、今季限りでフランツ・トスト代表の退任を発表!角田裕毅、ベッテル、フェルスタッペン、ガスリー等を育成し母国イタリアGPで2度の優勝に導く

2023年04月27日(木)12:10 pm

2023年4月26日、スクーデリア・アルファタウリはフランツ・トスト代表が今シーズン終了後にチーム代表を退くことを発表した。

そしてチームの長期的な安定と継続性を確保するため、新しい上級管理職体制を発表。今年後半に最高経営責任者に元FIA役員のピーター・バイエルが就任し、新チーム代表には現在フェラーリのスポーツディレクターであるローラン・メキースが就任する予定だ。

■母国で2度の優勝

フランツ・トストは、2005年の設立と同時にチーム代表として加入し、ファエンツァを拠点とするスクーデリア・アルファタウリとその前身であるスクーデリア・トロロッソの発展に重要な役割を果たした。2008年イタリアGPではトロロッソを母国での初優勝に導き、スクーデリア・アルファタウリに改名した後は、2020年には同じモンツァで2度目の優勝を飾った。

■若手育成に貢献

また、将来のF1での成功を目指して若手ドライバーの育成にも力を注ぎ、4度のワールドチャンピオンとなったセバスチャン・ベッテル、2度のワールドチャンピオンを獲得したマックス・フェルスタッペン、レースで優勝したダニエル・リカルド、ピエール・ガスリー、カルロス・サインツなど、グランプリの勝者とチャンピオンを生み出す世代の育成に貢献した。

■2024年からの新体制

フランツ・トストは、チームとドライバーへの長年の貢献が認められ、2024年もスクーデリア・アルファタウリでコンサルタントとして働くことになる。

ピーター・バイエルは、直近ではFIAのF1エグゼクティブ・ディレクターおよびスポーツ担当事務総長を務めていたが、スクーデリア・アルファタウリのCEOに就任し、ファエンツァとイギリスにあるチームの施設において、戦略的な方向性を監督することになる。

ローラン・メキースは古巣に戻りスクーデリア・アルファタウリのチーム代表者に就任する。フェラーリの現スポーティングディレクターを務めているメキースは、このファエンツァでF1の仕事に携わった後、FIAで4年間、セーフティディレクターと副レースディレクターとして過ごし、2018年にフェラーリに入社していた。

バイエルは戦略的に重視する役割を果たし、メキースは技術、製造、サポート機能、レースチームの運営を含むチームの日々の運営に責任を持ち、両者は同等の責任を持つ新しいダイナミックなリーダーシップチームを作り上げることになる。

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