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元F1ドライバーのクビアト、フェラーリF1はライバルから人材を引き抜くべきだったと主張 今年はF1以外で活躍

2023年04月19日(水)19:34 pm

最近、かつてレッドブルのドライバープログラムに所属し、トロロッソ(現アルファタウリ)やレッドブルF1で戦い、フェラーリF1でもテストドライバーの経験を持つロシア人ドライバーのダニール・クビアトが、「フェラーリには技術革命が必要だ」と主張したことが報じられた。

■フェラーリはライバルから人材を引き抜くべきだったとクビアト

「(フェラーリ)チームは新しいボスを迎えた。だけど、おそらく、彼らは他のチームからエンジニアを雇うべきだったんだ」

そう語ったクビアトは、チーム間のエンジニア引き抜きに言及しながら、次のように付け加えている。

「彼らは、レッドブルがメルセデスにしたこと、あるいはアストンマーティンがレッドブルにしたこととまったく同じことをするべきだったんだ」

■F1以外で活躍するダニール・クビアト

ロシア人のダニール・クビアトは、ウクライナ侵攻の影響でロシアのライセンスではなく、イタリアのライセンスでレース活動を続けている。

4月13日にはランボルギーニ・スクアドラ・コルセの公式ファクトリードライバーとして、今年、LMDhプロトタイプの大規模なテストを行い、2024年にランボルギーニ・アイアンリンクスでWECとIMSA選手権に参戦し、レースデビューすることが発表された。

クビアトは「ランボルギーニ・スクアドラ・コルセに参加できたことは、僕にとって大変光栄なことなんだ。ランボルギーニは、自動車の世界で偉大な歴史を持つ、非常に有名なイタリアのブランドであり、イタリアで育った僕にとって、これはさらなる誇りの源となる。僕たちは共に多くの目標を達成したいと願っている。僕への信頼に感謝し、今年後半にLMDhプロジェクトに着手することを楽しみにしているよ」と述べている。

また、4月16日に開催されたWEC第2戦ポルティマオ6時間にプレマ・レーシングから参戦し、LMP2クラス4位でフィニッシュしている。

さらに来週月曜日にベルリンで行われる公式フォーミュラEルーキーテストに参加することが決まっており、各方面で活躍している。

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