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ダニエル・リカルド「今年は贅沢をしている気分。F1で戦っているときにはできなかったことをするチャンスがある」

2023年03月27日(月)17:35 pm

ダニエル・リカルドは今年「ちょっとした贅沢をしている気分」に浸っているようだ。

■地元オーストラリアで今季初めてサーキットに登場

昨年限りでマクラーレンのシートを失ったオーストラリア出身ドライバーのリカルドは、今年は2014年から2018年まで所属していた古巣レッドブルとサードドライバー契約を結んでいる。

だが、リカルドの役割は主にマーケティング活動などが主体となるようで、実際のところ今季の開幕戦バーレーンGPと第2戦サウジアラビアGPはサーキットにその姿を見せていなかった。

しかし、今週末は地元オーストラリアでのレースとなるだけに、リカルドもメルボルンのアルバート・パーク・サーキットに顔を見せる予定となっている。

■みんなに自分の存在を思い出させたい気持ちも

そのリカルドは、4月2日に決勝が行われる2023年F1第3戦オーストラリアGPを前に、『Linkedin(リンクトイン)』に「今年は自分のことではなく、より広くチームのために自分ができることで貢献し、手助けすることが大事なんだ」と書いている。

とは言うものの、2012年にトロロッソ(現アルファタウリ)のフルタイムドライバーとなってから昨年まで11年にわたってF1で戦ってきたリカルドは、たとえ今年のF1グリッドに自分の姿はないとしても、その存在を忘れないでいて欲しいと思っているようだ。

「プロとしては厳しい数年間だった。だから、自分がまだここにいるし、まだプロとして成功に貢献していることを人々に思い出させたいという競技者としての要素も自分の中にはあるんだ」

■今年はこれまで「やりたくてもできなかったこと」をしたい

そう語ったリカルドだが、今はF1から離れた今年を後悔することのないよう有意義な年にしたいと考えているようだ。

「個人的な観点から言えば、今年はちょっとした贅沢をしている気分だよ。ずっとやりたいと思っていたけれど時間がなくてできなかったことをするチャンスがあるんだからね」

33歳のリカルドはそう語ると、次のように付け加えた。

「(今年を)ただ過ぎ去っていくだけの年にはしたくはないんだ。もし来年またレースに参加することになるなら、自由な時間があるうちに最大限にそれを活用しておけばよかったと思うだろうからね」。

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