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「グリップ不足。鍵は“空力開発”だ」とアルファタウリF1技術責任者「角田もデ・フリースもタイヤ管理、フィードバック、パフォーマンスは良い」と高評価

2023年03月06日(月)5:28 am

2023年F1開幕戦バーレーンGP(バーレーン・インターナショナル・サーキット)決勝レースが57周で行われマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポール・トゥ・ウィンを達成、2位はセルジオ・ペレス(レッドブル)で、レッドブルは圧倒的な速さと完璧な戦略で1-2フィニッシュを果たした。

3位は前評判通りフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が入った。アロンソは5位ルイス・ハミルトン(メルセデス)や4位カルロス・サインツ(フェラーリ)と素晴らしいクリーンなバトルを制して表彰台を勝ち取った。

●【2023F1第1戦バーレーンGP】決勝レース結果、タイム差、周回数

■アルファタウリF1はポイントに届かず

14番グリッドからスタートした角田裕毅(アルファタウリ)は、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)に交わされると、その後はストレートスピードで勝るウィリアムズにあと1秒まで迫ったもののオーバーテイクまで至らず、1ポイントを獲る事はできなかった。

F1デビュー戦を19番グリッドからスタートしたニック・デ・フリース(アルファタウリ)は、「レースペースはまずまず」で「周りのクルマと戦える」ことが分かったようだ。

■グリップ不足。鍵は空力開発

ジョディ・エジントン(アルファタウリF1、テクニカル・ディレクター)はレースを次のように振り返った。

アルファタウリF1
スタート:14番、19番グリッド
フィニッシュ:11位、14位

「ユウキもニックも、今夜はスタートからチェッカーフラッグまで素晴らしい仕事をした。タイヤマネージメントも良く、ピットウォールへのフィードバックも良く、良いパフォーマンスを発揮してくれた」

「AT04は非常に信頼性の高い走りを続けており、これはポジティブなことだ。そして、我々は今夜、ユウキとともに1ポイントのポジションを争っていた。ニックもしっかりラップタイムを刻んだ」

「我々は主にグリップが不足している。この限界に対処するための鍵はエアロ開発なので、ここにフォーカスを当てることになる」

「最終ストップでユウキをVSC(バーチャルセーフティーカー)下で入れるという判断は間違いではなかった。ニックを同時にピットインさせなかったのは失敗だった。そのため、戦略グループはなぜこの判断がタイム的に限界に見えたのか、その理由を数字で確認する必要がある」

「開幕戦は終わったが、エアロの開発競争はまだまだ続く。エアロ・グループ(空力部門)とマニュファクチャリング・グループ(製造部門)は、パフォーマンスを前進させるためのアップデートを継続的に提供することに集中している」。

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