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角田裕毅、準備万端!「信頼性も高速域ダウンフォースも改善」ホンダPUはすぐに対応してくれる

2023年03月02日(木)23:07 pm

2023年F1開幕戦バーレーンGP(バーレーン・インターナショナル・サーキット)を前に、角田裕毅(アルファタウリ)がプレシーズンテストで感じた新マシン、パワーユニットについて語った。

■角田裕毅(アルファタウリ)

「バーレーンでのテストはスムーズに進み、マシンに関する多くの情報を得ることができました。いくつかの限界、プラス面とマイナス面を確認することができて、それらはすべて今週末の初戦に非常に役立つと思います」

■課題の信頼性も良く高速域のダウンフォース増加

「昨年のマシンに比べて確実に進歩していると感じる部分もあれば、まだ取り組まなければならない部分もあります。全体的には、ロングランとパフォーマンスランを織り交ぜながら、全チーム中もっとも多くの距離を走ったいいテストだったと思いますし、今のところ信頼性も良さそうです。昨シーズン序盤はこの点が課題だったので、改善されているのは心強いですね」

「昨年のマシンではダウンフォースが足りず、特に高速域でマシンが大きくスライドしてしまうため、タイヤをセーブするのに苦労しました。その点、新型車ではかなり改善されています」

「今年からタイヤの仕様が変わり、先週のテストでは特にロングランでの挙動が変わっているのを感じたので、それに適応していかなければなりませんが、これは誰にとっても同じことだと思います。デグラデーション(劣化)はかなり高いようでしたが、走行したのはほとんど日中の暑い時間帯でした。ですが、同じコースで行われる今週末のレースは、大事な時間は夜間になるため涼しくなります」

■ホンダPUはすぐに対応してくれる

「PUに関しては、先週、ある1セッションが終わってから何かを提案すると、次のセッションではもう良くなっているのを確認できたのが良かったです。みんながチームワークよく、同じ方向に引っ張っていってくれています」

■新しいトレーナーやエンジニアと準備万端

「今は、またレースに出るのがとても楽しみです。今年は、週末を通してより安定したパフォーマンスを発揮することが目標で、それがレースでより良いパフォーマンスを生み出すことにつながります」

「新しいトレーナーやエンジニアも加わり、いくつかの変化がありましたが、個人的には十分な準備ができたと思いますし、昨シーズンの終わりから前進し続けることが目標です。いつも通り、100パーセントの力で頑張ります」。

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