2021年と2022年のF1チャンピオンであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、昨年末には体重が増加していたものの、それからF1公式プレシーズンテストが行われる先週までの間に10キログラムほどの減量に成功していたようだ。
■シーズン後には5キログラムほど太るフェルスタッペン
25歳のフェルスタッペンだが、2022年シーズン終了後のクリスマスの頃にかなり体重が増加していたのは事実のようだ。
「一年中、僕は通常の体重を下回っているような気がするよ」
そう語ったフェルスタッペンは、次のように付け加えた。
「それから1か月間は好きなものを食べたり飲んだりして、少し楽しむことにしているんだ」
フェルスタッペンによれば、毎年冬に増加する体重は5キログラム程度だという。
■今年は10キログラムの減量に成功?
だが、実際のところ、プレシーズンテストが行われた先週のバーレーンでは、フェルスタッペンが昨年よりもスリムになったと感じた者もいたようだ。
フェルスタッペンの母国オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙は、フェルスタッペンは6週間で10キログラムの減量に成功したと報じている。
もしそれが事実であれば、フェルスタッペンは昨シーズンよりも5キログラム軽い体重で2023年シーズンに臨むことになるわけだ。
フェルスタッペンは、自分にとって減量は苦ではないのだと、冗談を交えながら次のように語っている。
「僕はちょっとばかり自分を痛めつけるのが好きなんだ」
■ヨーロッパではモーターホーム泊まりでレースに集中
また、フェルスタッペンは今年ヨーロッパで開催されるF1グランプリにおいてはホテルなどは利用せず、サーキット内に設けられるモーターホームで過ごすつもりだという。
「そうすればレース週末に集中したままでいられるからね。それに、朝はもう少し長くベッドにいられるんじゃないかな」
F1ドライバーズタイトル3連覇を目指すフェルスタッペンはそう語ると、次のように付け加えた。
「でも、何よりもプライバシーを守るためさ」
■プライベートジェットにシミュレーター設置は“誤解”
一方、レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が最近、フェルスタッペンは自分のプライベートジェットにドライバーシミュレーターを取り付けていると語ったことが報じられている。
しかし、この件について質問されたフェルスタッペンは、「それは誤解だよ」と答え、次のように付け加えた。
「そうできればいいだろうね。だけど、(プライベートジェットには)もうそれほどのスペースは残されていないと思うよ」