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マックス・フェルスタッペン「自分が2023年の最有力F1チャンピオン候補であるのは“論理的”なこと」

2023年02月22日(水)18:01 pm

現F1チャンピオンであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、2023年も自分が最有力チャンピオン候補であることは確かだと考えている。

■今シーズンも「自信がある」とフェルスタッペン

「それは論理的なことだよ」

「だけど、間違いないとは言えないよ。だって、以前に何を達成したかに関係なく、毎年いいパフォーマンスを発揮しなければならないわけだからね。再びそれを証明する必要があるんだ」

テレビ局『Sky Italia(スカイ・イタリア)』にそう語った25歳のフェルスタッペンは、次のように付け加えた。

「でも、僕たちは今シーズンに向けて自信を持っているよ」

■昨年よりもタイトな戦いを予想するヘルムート・マルコ

2022年にはホンダエンジンを搭載したレッドブルが全22戦中17戦で勝利するという圧倒的な強さを誇った。

だが、年レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は、今シーズンのレッドブルの戦いは昨年よりも厳しいものになるだろう予想している。

「エンジンに関しては我々に大きなリードはないし、レギュレーションも1歳になったばかりだ」

「集団がさらに接近していくと予想することができるよ」

ドイツのテレビ局『Sport1(シュポルト1)』にそう語ったマルコは、オーストリアの『Krone(クローネ)』にも次のように語っている。

「レギュレーションに関してはあまり変わっていないから、我々にはいいパッケージがあると想定しているよ」

「フロアが少し短くなったことに加えて、いくつかの小さな変化があるだけだ。だが、私はエンジニアではないよ」

■各チームの進歩の一端は今週のプレシーズンテストで明らかに

レッドブルは新たなF1エンジンレギュレーションが導入される2026年からはフォードと手を組むことが明らかとなっている。そして、2025年まではホンダが引き続きレッドブルのエンジン部門であるレッドブル・パワートレインズに協力する形でエンジン供給を続けることになっている。

レギュレーションによって現在はエンジンのパフォーマンス向上開発は禁止されているため、2023年にはエンジンパフォーマンスに関しては昨年と比べてそれほど大きな違いが生じるとは考えにくい。

バジェットキャップ(チーム予算上限)という制約もあり、どのチームも昨年とは全く異なるコンセプトのマシンを開発する余裕はなく、どのチームも昨年のマシンをベースとして改良した2023年型マシンで戦うことになる。

この冬の間に、各チームがどれほど自分たちのマシンを改善することができたのか、23日(木)から3日間にわたってバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われる公式プレシーズンテストでその一端を垣間見ることができるかもしれない。

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