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【マクラーレン】2026年にホンダと再タッグの噂・・・2023年型F1マシンに「完全には満足していない」

2023年02月14日(火)19:40 pm

13日(月)に『MCL60』と名付けられた2023年型F1マシンを発表したマクラーレンだが、現時点ではそのマシンに「完全に満足しているわけではない」と認めている。

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マクラーレンは、2022年のコンストラクターズランキングでアルピーヌに次ぐ5位に終わったこともあり、現時点では2023年に向けてあまり大きな期待は抱いていないようだ。

■現時点では完全に満足してはいないと新チーム代表

昨年までチーム代表を務めていたアンドレアス・ザイドルが現在アルファロメオと呼ばれているスイスのザウバーにCEOとして移籍したことを受け、その後任として新たなチーム代表に就任したアンドレア・ステラは次のように語った。

「シーズン序盤の開発で改善できる部分がほかにもあるんだ」

「だから我々は満足している。だが、発表された時点でのマシンに完全に満足しているわけではないよ」

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■まだトップチームのレベルには到達できないとランド・ノリス

2019年にマクラーレンでF1デビューを飾り、今年は5年目のシーズンを迎えることになるイギリス人ドライバーのランド・ノリスも、成功のためには“忍耐強くあり続ける”必要があるだろうと認めている。

「僕は多分世界で一番忍耐強い人間ではないと思う。だけど、F1ではそれを身につけることを学ぶ必要があるんだ」

今年は経験豊富なダニエル・リカルドの後任としてオスカー・ピアストリを新たなチームメートに迎えたノリスはそう語ると、次のように付け加えた。

「今年の僕たちがレッドブル、フェラーリ、メルセデスと肩を並べられるようになると期待されては困るよ。それはまだ先の話さ」

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■2026年以降のエンジンは?ホンダとの再提携の噂も

一方、マクラーレン・レーシングのザック・ブラウンCEOは最近、新たなF1エンジンレギュレーションが導入される2026年からのエンジン選択肢を評価するためにレッドブル・パワートレインズと話をしたようだと伝えられている。

2015年から2017年までホンダエンジンで戦ったマクラーレンだが、非力で信頼性にも問題が多かったホンダを諦めて2018年にはルノーにスイッチ。さらに、2021年からはメルセデスエンジンを搭載している。

だが、マクラーレンと決別してからのホンダエンジンは急速にパワーと信頼性が向上。2021年のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の初タイトル獲得、2022年のレッドブルのダブルタイトル獲得の原動力のひとつがホンダエンジンの存在だったのは間違いないだろう。

しかし、ホンダが2025年限りでレッドブルと決別することが明らかになったことを受け、マクラーレンが再びホンダと手を組む可能性も出てきたのではないかとの噂もささやかれ始めている。

ともあれ、23歳のノリスと21歳のピアストリという若いラインアップで2023年シーズンを戦うマクラーレンがどのようなパフォーマンスを見せるのかにも注目したいところだ。

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