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メルセデスF1のラッセル「昨年の開発ペースを考えれば今年はレッドブルとタイトルを争える」

2023年01月10日(火)19:06 pm

ジョージ・ラッセルは、2022年シーズンには大きく出遅れたものの、その後メルセデスが大きな飛躍を遂げたことを考えれば、2023年には再びトップに返り咲くことができるはずだと考えている。

■2023年にはレッドブルと戦えるマシンを手にできる

「昨年を通じて僕たちが行った開発と差を縮めることができたペースを見れば、僕たちがそこに到達できないと言う理由は何もないよ」

2019年から3シーズンをウィリアムズで過ごした後、2022年にルイス・ハミルトンのチームメートとしてメルセデスの一員となった24歳のラッセルはそう語ると、次のように続けた。

「ここ数か月で、僕たちがこの冬に達成すべき開発目標については非常に明確になっていたんだ。そして、もしそれを達成すれば、レッドブルと戦えるだけのマシンを手に入れることができると確信しているよ」

「2022年がスタートしたときには、僕たちは予選でアルファロメオやハースの後ろだった。イモラ(第4戦エミリア・ロマーニャGP)では僕は4位でフィニッシュしたけれど、ランド(ノリス/マクラーレン)と同じペースだったし、アルファロメオのバルテリ(ボッタス)が僕を追いかけてきていたのを覚えているよ」とラッセル。

「彼らの方があのレースでは僕たちよりも速かったし、ルイスは10位か9位だった(実際には13位)。でも、フェラーリやレッドブルのようなマシンと同じように開発されていたわけではないそれらのマシンとの比較において、僕たちがどういう位置で(シーズンを)終えたかということを考えれば、僕たちはものすごい進歩を遂げたということだよ」

「僕たちのマシンは初めから最速のクルマではなかったんだと思う。原点がよくなかったからね。でも、この開発ペースからすれば、今年はタイトル争いができるだろうと期待しているよ」

■2023年の課題は24戦をいかに戦い抜くか

全24戦で計画されている2023年のF1シーズンだが、現在キャンセルが決まった中国GPの代替レース開催に向けて調整が進められていると考えられている。また、最近では、上海での中国GPがカレンダーに復活する可能性もあると報じられている。いずれにせよ、2023年には24戦、あるいは少なくとも23戦が開催されることになり、F1における1シーズンの最多レース記録が更新されるのは間違いないだろう。

こうした中、ラッセルも今年は長いシーズンをどのように乗り切るかが重要な課題になると考えているようだ。

「このシーズンは本当にきついよ。難しいものになるのは間違いないし、ライバルたちよりもいい仕事をしたいと思っている」

そう語ったイギリス出身ドライバーのラッセルは、次のように付け加えた。

「だから、どうすればシーズンを通してできる限り効率よくやれるかをチームと共に考えていくことになるし、僕だけでなくチームの全員がベストな状態で過酷なシーズンに臨めるようにすることが必要だよ」

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