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【F1】アルファロメオの新チーム代表はウィリアムズを離脱したカピート?

2022年12月14日(水)18:06 pm

12日(月)にウィリアムズがチームCEO兼代表を務めていたヨースト・カピートの離脱を発表したが、その翌日の13日(火)にはアルファロメオのチーム代表であるフレデリック・バスールのフェラーリ移籍、さらにそのアルファロメオにはマクラーレンのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルが移籍することが相次いで発表された。

この中で、かつてポルシェのWECプロジェクト責任者を務めていたザイドルは、現在アルファロメオという名前でエントリーしているザウバーのチームCEOに就任し、現在は新たなチーム代表の選任にも携わっていると伝えられている。

そして、そのアルファロメオ(ザウバー)の新チーム代表を務めることになるのが、ウィリアムズを離脱したカピートではないかとの噂がささやかれている。

ウィリアムズからは、カピートと共にテクニカルディレクターを務めていたフランソワ-グザヴィエ・ドゥメゾンも同じくチームを離脱することになったが、カピートもドゥメゾンもかつて同じフォルクスワーゲンで活躍していた人物だ。

実際のところ、カピートがバスールの後任としてザイドルと共にアルファロメオをリードすることは理にかなっていると言えるだろう。

というのも、現在アルファロメオというチーム名で戦っているスイスに本拠を構えるザウバーは、2026年からF1参戦を開始するアウディと手を組むことが明らかとなっている。

アウディとポルシェを傘下に置くフォルクスワーゲンが、ポルシェで成功を収めたザイドルと、フォルクスワーゲンのWRC(世界ラリー選手権)プロジェクトを成功に導いたカピートのコンビでアウディのF1参戦を成功に導きたいと考えても不思議ではないだろう。

スイスの『Blick(ブリック)』紙は、ザイドルがアルファロメオに移籍することが発表される前の時点で、アウディと手を組むことになるザウバー(アルファロメオ)の代表には、「カピートを除けば、ほかに名前はない」と報じていた。

シーズン終了後に大きな動きを見せたF1チーム首脳人事だが、今後、アルファロメオの新チーム代表、そしてウィリアムズの新チーム代表に誰が就任するのかということに注目が集まることになる。

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