いよいよ2022年F1も最終戦を迎えた。第22戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)は何人かのドライバーたちにとってはチームと最後のグランプリを戦うことになる。
●【2022F1第22戦アブダビGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数
その一人がピエール・ガスリー(アルファタウリ)だ。ガスリーは契約を1年早期解除に合意して、来シーズンは母国フランスのチームであるアルピーヌF1へと移籍していく。
ガスリーはアルファタウリの母国グランプリである2020年F1イタリアGPで初優勝を達成。このイタリアチームにとっては、2008年にセバスチャン・ベッテル(当時のチーム名はトロロッソ)が同じモンツァで初優勝を達成して以来となる2勝目。12年ぶりとなる感動的な母国での2勝目だった。
そんなガスリーがこの週末を最後にチームを離れるとあって、チームはヘイローの中心部分に「GRAZIE PIERRE(ありがとうピエール)」の文字を入れる粋な計らいをした。
1年前のここでアルファタウリは、角田裕毅が自己最高の4位、ガスリーが5位に入賞している。今年もその再現をして、今シーズン最高の結果で締めくくれるだろうか?