レッドブルがこのほど、1972年と1974年に2度F1チャンピオンとなった実績を持つブラジルの伝説的元F1ドライバー、エマーソン・フィッティパルディの孫であるエンツォ・フィッティパルディと育成ドライバー契約を結んだことが明らかとなったが、もう一人の元レッドブル・ドライバーが戻ってくるかもしれない。
かつて2018年までレッドブルに所属していたダニエル・リカルドだが、2019年と2020年をルノーで過ごした後マクラーレンに移籍したものの、思うような結果を残すことができず、今季限りでそのシートを失ってしまった。
リカルドは、2024年の復帰を目指して来年は浪人生活を送ることになるが、これまでのうわさではメルセデスとリザーブドライバー契約を結ぶ可能性が高いと言われていた。
だが、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、リカルドは2023年にはリザーブドライバー兼ブランドアンバサダーとしてレッドブルへ復帰することになるだろうと報じている。
最近の報道によれば、メルセデスではハースのシートを失ったミック・シューマッハを新たなリザーブドライバーとして迎える可能性が高いとも言われている。そうしたことを考えれば、リカルドがレッドブルと再び手を組む可能性も十分にありそうだ。