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【レッドブルF1】エンツォ・フィッティパルディに期待を寄せるチーム首脳

2022年11月17日(木)18:16 pm

レッドブルがこのほど、1972年と1974年に2度F1チャンピオンとなった実績を持つブラジルの伝説的元F1ドライバー、エマーソン・フィッティパルディの孫であるエンツォ・フィッティパルディと育成ドライバー契約を結んだことが明らかとなった。

■兄とともにF1を目指す21歳のエンツォ・フィッティパルディ

21歳のエンツォ・フィッティパルディは、今季はF2選手権にフル参戦しており、現時点ではランキング6番手に位置している。

ちなみに、負傷欠場となったロマン・グロージャンの代役として2020年のF1第16戦サヒールGPと最終戦アブダビGPに出走したピエトロ・フィッティパルディは、そのエンツォ・フィッティパルディの兄だ。26歳のピエトロは、現在もハースのリザーブドライバーを務めており、今季の第20戦メキシコGPでは金曜フリー走行1回目に出走している。

■エンツォに大きな期待を寄せるヘルムート・マルコ

レッドブルのドライバープログラム責任者としても知られるヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は、今回ジュニアプログラムメンバーに迎えたエンツォ・フィッティパルディにかなりの期待を寄せているようだ。

「もしも、来年彼がF2でいいパフォーマンスを見せることができれば、彼は我々にとってもってこいの男だ」

母国オーストリアの放送局『ORF』にそう語った79歳のマルコは、次のように付け加えた。

「ブラジルにはしばらく勝てるドライバーがいなかった。再びそれに備えるべき時だ。たぶん、フィッティパルディがそれにふさわしい候補だろう」。

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