2022年F1第21戦サンパウロGP(ブラジル、アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ)決勝レースは序盤から荒れたレース展開になっている。
●【2022F1第21戦サンパウロGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
混乱したオープニングラップ、1周目のターン8でダニエル・リカルド(マクラーレン)がケビン・マグヌッセン(ハース)を突いてしまい、マグヌッセンがスピン。リカルドはその脇をすり抜けようとしたが、マグヌッセンと当たってしまい2台ともリタイアしてしまった。
ここでセーフティカーが導入された。
その後、7周目にレースが再開したが、今度はターン1に並んで飛び込んでいったイン側のルイス・ハミルトン(メルセデス)とアウト側のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だったが、ターン2で2台は接触しコースアウト。ハミルトンは走行を続けたものの、フェルスタッペンはフロントウイングにダメージを負ったためピットインし順位を落とす。
同じ7周目のターン7では、イン側のランド・ノリス(マクラーレン)が縁石に乗った際にアウト側に膨らんでしまい、アウト側で並走していたシャルル・ルクレール(フェラーリ)に接触。ルクレールはスピンしてバリアに突っ込んだが、運良く動き出すことができ、ピットインしてレースを続けている。
ここまでの接触で、フェルスタッペンとノリスに5秒ペナルティが出ている。
サンパウロGPは序盤から荒れたレース展開で、この後も目が離せない。