【スプリント順位：F1サンパウロGP】ラッセルがスプリント初優勝！メルセデスが1-3！フェルスタッペンはダメージで4位、初PPマグヌッセンは8位ポイント獲得！角田裕毅16位
2022年F1第21戦サンパウロGP（ブラジル、アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ）が2日目を迎え、今シーズン最後のスプリントが行われた。
●【2022F1第21戦サンパウロGP】スプリントのタイム、周回数
天候は晴れ、気温22度、路面温度33度のドライコンディションで行われたスプリントを制したのはジョージ・ラッセル（メルセデス）、2位はカルロス・サインツ（フェラーリ）、3位はルイス・ハミルトン（メルセデス）だった。
24周のスプリントは明日の決勝レースのための予選という位置づけなので、記録上は「優勝」とは言えないものの、メルセデスはレース形式でのバトルを制して今シーズン初の1-3フィニッシュを果たした。
レッドブルF1は、2番手からミディアムタイヤでスタートしたマックス・フェルスタッペン（レッドブル）がフロントウイングにダメージを受けながら4位、セルジオ・ペレス（レッドブル）は5位でフィニッシュした。
レッドブルと同じくHRC（ホンダ・レーシング）サポートのパワーユニットを搭載しているアルファタウリF1は、ピエール・ガスリーが10位、角田裕毅は16位だった。
■ペナルティや調査中でスターティンググリッドは変動の可能性
2位でフィニッシュしたカルロス・サインツ（フェラーリ）だが、PU交換により5グリッド降格が決まっている。これにより、明日のスターティンググリッドはメルセデスがフロントロー独占となる予定だ。
しかし、3位でフィニッシュしたルイス・ハミルトン（メルセデス）、11位のダニエル・リカルド（マクラーレン）、13位のジョウ・グァンユ（アルファロメオ）の3名が「スタート手順違反」で調査中になっている。調査内容の詳細はまだ発表されていない。
10秒ペナルティを科せられた17位のランス・ストロール（アストンマーティン）は、ピットレーン速度違反により200ユーロ（約2万8,800円）の罰金を科せられた。
このスプリントの結果が明日の決勝レースの暫定スターティンググリッドになるが、すべての裁定が決まるまでもうしばらくかかりそうだ。
■【スプリント順位：F1サンパウロGP】
1 G.ラッセル（メルセデス）
2 C.サインツ（フェラーリ）
3 L.ハミルトン（メルセデス）
4 M.フェルスタッペン（レッドブル）
5 S.ペレス（レッドブル）
6 C.ルクレール（フェラーリ）
7 L.ノリス（マクラーレン）
8 K.マグヌッセン（ハース）
9 S.ベッテル（アストンマーティン）
10 P.ガスリー（アルファタウリ）
11 D.リカルド（マクラーレン）
12 M.シューマッハ（ハース）
13 G.ジョウ（アルファロメオ）
14 V.ボッタス（アルファロメオ）
15 F.アロンソ（アルピーヌ）
16 角田裕毅（アルファタウリ）
17 L.ストロール（アストンマーティン）
18 E.オコン（アルピーヌ）
19 N.ラティフィ（ウィリアムズ）
ー A.アルボン（ウィリアムズ）
決勝レースは、日本時間早朝3時から行われる。
