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ウィリアムズF1代表、レッドブルの予算上限ペナルティに「サーキット内外の食事で判断が変わる」とルールの複雑さを語る

2022年11月12日(土)3:50 am

ウィリアムズのヨースト・カピート代表は、今年の予算上限問題(バジェットキャップ)から脱却する準備ができていると語った。

予算上限が設定された初年度の昨年、ウィリアムズ、アストンマーティン、そしてレッドブルの3チームに罰則が科された。

今年6月、ウィリアムズとアストンマーティンは手続き上の違反が見つかり、ウィリアムズは約370万円(2万5,000ドル)、アストンマーティンは約6,650万円(45万ドル)の罰金を支払うことになった。

そしてレッドブルF1は許容範囲を超える支出をしたことが判明し、“約10億円(700万ドル)の罰金と2023年の風洞開発時間10%削減”という処分を受けた。

■「サーキット内外の食事で判断が変わる」と予算上限ルールの複雑さを語る

主なライバルたちはこの違反行為を非難し、もっと高額なペナルティを求めたが、ウィリアムズのカピート代表は予算上限に関するルールは非常に複雑だと主張している。

「もし従業員がサーキット内で食事をすればバジェットキャップに該当するが、もしレストランで食事をすれば、それは突然バジェットキャップから外れてしまうんだ」と『Sky Deutschland』に語っている。

「このような問題が存在することは知っているし、来年は違うものになるだろう。変更するためにすべてのチームが同意して、協力して取り組んでいるところだ」

「バジェットキャップをめぐるレギュレーションは非常に複雑なので、最初から完璧というわけにはいかないだろうが、何年もかけて改善していくだろう」

■レッドブルに対するペナルティはほぼ妥当

したがって、カピート代表はレッドブルに対するペナルティはほぼ妥当だと考えており、F1は今すぐただ前に進むべきだと考えている。

「彼らが予算の上限を超えた分をパフォーマンスに費やしたかどうかは定かではない。このルールが適用された最初の年であることは認めなければならないからね」

「そのため、処分を軽くするべきだったとか、重くするべきだったという議論は有益ではない。少なくとも、明確な基準ができたということだ」

「私はそれで問題ないよ」。

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