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【アルピーヌ】2023年F1シーズンに向けてガスリーの“ペナルティーポイント”を懸念 あと2ポイントで1レース出走禁止に

2022年11月02日(水)18:12 pm

ピエール・ガスリー(アルファタウリ)が、来季移籍するアルピーヌのチーム代表から「気をつけるよう」警告を受けた。

■ペナルティーポイントが10ポイントに到達したガスリー

フランス出身ドライバーである26歳のガスリーは、2023年にはレッドブルのセカンドチームであるアルファタウリと決別して、ルノーのワークスF1チームであるアルピーヌに移籍することになっている。

しかし、アルピーヌのチーム代表を務めるオットマー・サフナウアーは、現在ペナルティーポイントが10に達してしまったガスリーが2023年のある時点で1レースの出走禁止処分を受けなければならなくなる可能性があるのを懸念していることを認めている。

■過去1年の累積が12ポイントで1レース出走禁止に

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は、さまざまな違反行為を犯したドライバーにペナルティーポイントを与えることになっており、過去1年間の累積が12ポイントに到達した場合は、その次のレースを出場禁止とすることが決まっている。

そして、ガスリーは先週末に行われた2022年F1第20戦メキシコGPでアストンマーティンのランス・ストロールと接触する事故を起こしたことで1ペナルティーポイントが与えられ、これまでのトータルが10ポイントに到達してしまっている。

■当分ペナルティーには要注意の状況が続くガスリー

そのガスリーの10ポイントのうち一番古いものは、今年の5月22日に決勝が行われたスペインGPで与えられた2ポイントとなっている。つまり、その2ポイントが消えるのは来年の5月23日以降ということになる。

ということは、ガスリーは今季の残り2レースに加え、来年の5月21日に決勝が開催される予定となっている第7戦エミリア・ロマーニャGPまでの9レースのうちどこかでさらに2ペナルティーポイントが加算されると、1レースの出場禁止処分を受けることになるわけだ。

■ガスリーは「注意しなくてはならない」とアルピーヌのボス

昨年までアストンマーティンのチーム代表を務め、今季からアルピーヌを率いている58歳のサフナウアーは、スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』に次のように語っている。

「彼は注意しなければならないね」

■「何かを変える必要があると思う」とガスリー

そして、ガスリーも今後のレースでこれ以上ペナルティーポイントをもらわないようにする必要があることは認識しており、自分のドライビングを見直す可能性を示唆している。

ガスリーは、スウェーデン発のストリーミングサービスである『Viaplay(ヴィアプレイ)』に対し、メキシコでのペナルティーに言及しながら次のように語っている。

「あれはレースをしていたんだ。だけど、それでもペナルティーを受けてしまった。だから、僕には何かを変える必要があると思っている」。

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