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【レッドブルF1】FIAに10億円の罰金を“Wシリーズの救済”など“何か正しいこと”に使うよう要請

2022年11月01日(火)18:12 pm

レッドブルが2021年にバジェットキャップ(チーム年間予算上限)をオーバーしていたとして、統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は、700万ドル(現在のレートで約10億4000万円)の罰金とともに、2023年シーズン中の風洞テストなどの時間を削減するペナルティーを科している。

レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、FIAはレッドブルが支払う700万ドルの罰金を何か有意義なことに使ってくれるよう願っていると次のように語った。

「それは、莫大な金額であり、30日以内に支払わなければならない」

「もちろん、それをどう使うかはFIAが決めることだ。しかし、我々はそれが役立つことに使われることを願っている」

ホーナーは、例えば、資金難によって2022年シーズンを残り2戦となった時点で終了せざるを得なかった女性だけのフォーミュラカー選手権Wシリーズのように、明らかに資金注入を必要としているジュニアレースカテゴリーを救うために使うのもひとつの考えだろうと示唆している。

ホーナーは、次のように付け加えた。

「今、財政的に困難な状況にある選手権がある。だから、そのために何かいいことができるといいんだがね」。

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