F1第20戦メキシコGPを前にレッドブル・ショーラン(Red Bull Showrun)で母国ファンの前で走行を披露したセルジオ・ペレス(レッドブル)は、「一生忘れられない思い出」と語り、「母国GPでの勝利」に向けてファンのためにも100パーセントの力を出すと力強く語った。
●【2022F1第20戦メキシコGP】タイムスケジュール・結果
■生まれ故郷に13万人超え!
2022年10月25日火曜日、“チェコ”(セルジオ・ペレス)の故郷であるグアダラハラのストリートには13万人を超えるファンが集まり、彼が生まれ育ったストリートでレッドブル・ショーランを開催した。
ラ・ミネルバ・モニュメントの壮大な舞台で、チェコはファンのために忘れられないショーを披露し、RB7の力強いサウンドを街中に響かせた。チェコはメキシコ人として初めて世界一のコンストラクターズ・チャンピオンを獲得し、チームとともに忘れられない母国凱旋となった。
■地元ファンの前で感謝のドーナツターン、優勝と年間2位目指す
先週の日曜日のF1アメリカGPを終えてすぐの火曜日、アベニーダ・バジャルタに沿った2.9kmの特設コースでのレッドブル・ショーランに登場したチェコは、地元のファンにチェコとレッドブル・レーシングを間近に見てもらう機会で、ストレートではF1の速さを見せ、目の前ではドーナツターンを披露し、13万人のファンをもてなした。
特設サーキットで走行後、チェコはメキシコ国旗を身にまとい、13万人以上のファンに向けて、今週末の2022年メキシコGPに向けて、この日のために応援してくれたファンに感謝の気持ちを伝えた。
チェコは今シーズン、モナコとシンガポールでの優勝に加え、メキシコ人初の母国レース優勝を目指し、残り2戦でドライバーズランキング2位を獲得することを目標に、この日曜日のレースに臨む。
■キャンプをして待っていたファンにF1を見てもらえたのは超特別
「今日は僕にとって夢のような一日だったので、実現させてくれた皆さんに感謝しているよ。僕自身、とても特別な一日になったし、グアダラハラの人々の心の中にいつまでも残っていてほしいね」
「ここにいる多くの人たちは、昨夜キャンプをしてずっとここにいる。この人たちのほとんどは、グランプリを見に行く機会がないだろうから、彼らにF1を届けることができたのは、僕にとって超特別なことなんだ」
■僕のキャリアの中でも最も特別な一日だった
「(先週の)日曜日にコンストラクターズタイトルを獲得して帰ってきたことは、僕にとってもより大きな意味を持つんだ。チーム全体にとって素晴らしいシーズンだったし、このスポーツは展開がとても速いので、今週の日曜日に優勝することに集中しているよ。メキシコのファンのために、100%の力で勝ちにいくよ。僕のキャリアの中でも最も特別な一日だったし、今週末もその瞬間を迎えたいね」。