2021年に予算上限をオーバーしていたことが明らかとなったレッドブルだが、まもなくそれに対するペナルティーの内容が明らかとなるようだ。
●【2022F1第20戦メキシコGP】タイムスケジュール・結果
■レッドブルとFIAがペナルティー内容に合意か
この問題に関しては、今季のF1第19戦アメリカGPが開催された先週末のオースティンで最終決定されることになると予想されていたが、レッドブル総帥のディートリッヒ・マテシッツが逝去したことを受け、レッドブルとFIA(F1統括団体の国際自動車連盟)の交渉が一時中断されていた。
しかし、伝えられるところによれば、その後レッドブルとFIAはペナルティーの内容について合意に至ったようだ。
■レッドブルが日本時間29日未明に記者会見
そして、レッドブルは現地時間28日(金)の11時30分(日本時間29日2時30分)に、第20戦メキシコGPの舞台となるエルマノス・ロドリゲス・サーキットで記者会見を開き、その詳細を明らかにする予定だと考えられている。
F1関係者の多くは、そのペナルティーは、高額の罰金と、2023年の風洞テスト時間を25パーセント短縮するものになるだろうと予想しているようだ。
そうした推測について質問された2021年と2022年のF1チャンピオンであるレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、「いろんなことが決まるまで、僕たちにはわからないよ」と答え、次のように付け加えた。
「だけど、これらは、僕が関わっていないことでもあるんだ」。