フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)の7位入賞と6ポイントが復活した。
●【2022F1第20戦メキシコGP】タイムスケジュール・結果
先週末のF1アメリカGPで、レース終了後1時間以上が経過してハースF1がレース結果に抗議した結果、7位でフィニッシュしたフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は30秒のペナルティを科せられ、15位に降格していた。
しかしアルピーヌはスチュワードの判断を不服として「審査権」を行使し、「決定時にアルピーヌが入手できなかった重要かつ関連性のある新要素が発見されたかどうかを判断すること」で再審議を求めた。これはレース終了後14日以内であれば、許可されているルールだ。
この審議は、発表されていた通り、メキシコシティで木曜日現地時間20時45分から行われ、ハースとアルピーヌの代表者が召喚された。
そして、アルピーヌは先ほど(木曜日現地時間23時37分)公式ツイッターで「7位と6ポイントが復活した」と速報で発表した。
■アルピーヌ「7位入賞と6ポイントが復活した」
「BWTアルピーヌF1チームは、先週末のアメリカGPの14号車(フェルナンド・アロンソ)に関する問題でFIAスチュワードが招集し、前向きな結論に達したことに感謝しています」
「チームはスチュワードの決定を歓迎し、14号車の7位入賞と6ポイントの獲得が復活したことをお知らせします」
「今後もFIAと協力し、レースが最高の品質で維持されることを期待しています」
「チームは今週末のメキシコシティで開催されるグランプリを楽しみにしています」。
F1公式ツイッターもリツイートしているが、F1やFIAの公式サイトではまだ更新されていないため、F1アメリカGPレース結果やポイントなども審議前の状態だ。
■分かりやすいスポーツになるのか?
複雑に絡み合っているスポーティングレギュレーションにより、ここでも結果が二転三転してしまったが、今年のいくつかの騒動を受けて、見た目の結果がそのまま反映され、素直に感動できるようなスポーツ本来の分かりやすい仕組みに近づくのだろうか。