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アルピーヌF1、若手ジャック・ドゥーハンをF1メキシコGPのFP1起用を発表

2022年10月26日(水)5:13 am

アルピーヌF1チームは、F1メキシコGP金曜日に行われるフリー走行1回目に、アルピーヌ・アカデミー・ドライバーのジャック・ドゥーハン(19歳)を起用すると発表した。

●【F1メキシコGP】開催スケジュール

また、ジャックは最終戦アブダビGPでもステアリングを握る予定だ。今年からF1チームには年2回、ルーキーをフリー走行1回目(FP1)に起用することが義務づけられている。

ジャックはエステバン・オコンのA522をドライブすることになる。9月にモンツァで行われた100km制限の撮影フィルミング・デーで同じマシンをドライブして以来、最新マシンで2回目の走行だ。

また、昨年のレースでオコンが優勝したA521を使って、今年5月にカタール、6月にモンツァ、9月にはブダペストでプライベートテストを行い、準備してきた。

父はミック・ドゥーハン。1994年から98年までロードレース世界選手権500ccでホンダとともに5年連続チャンピオンを獲得し、一時代を築いてきた。

■F1スーパーライセンスまであと一歩

ジャックは、2021年FIAフォーミュラ3チャンピオンシップでランキング2位になった後、今年1月にアルピーヌ・アカデミーに加入した。FIAフォーミュラ2では、すでに3勝を挙げ、さらに3回の表彰台と3回のポールポジションを獲得。

現在ランキング4位につけているが、ユアン・ダルバラ、エンツォ・フィッティパルディと同点で並んでいる。最終戦アブダビでランキング5位以内に入れば、スーパーライセンスを獲得し、F1への必須条件を手に入れることができる。

■ジャック・ドゥーハン「とてもエキサイティング。できる限りの準備はしてきた」

ジャック・ドゥーハンは次のように抱負を語った。

「メキシコでのフリー走行に参加する機会を与えてくれたアルピーヌにとても感謝しているよ。F1マシンのドライブを任されることは常に大きな名誉であり、グランプリの週末にこのような機会を得られることはとても特別なことだ」

「最終的には、毎週このような機会を持つことが目標だし、この経験はその目標達成にまた一歩近づいたと言えるね。できる限りの準備はしてきたし、標高が高くトップスピードが非常に高いサーキットでマシンを体験するのは、とてもエキサイティングなことだと思う」

「当日は一生懸命働き、チームが定めたことをすべてこなすと同時に、またとない機会になると思うので、この瞬間を楽しみたい」。

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